トニックシャンプについて
2024年03月18日 14:10:00
トニックシャンプーで洗うと、頭皮はスッとして痒みも軽減されます。
そのため、洗い残しがあっても”きれいに洗髪できた気分”になってしまいます。
本当は頭皮の皮脂がまだ残っているのに、洗い上がりだけサワヤカでは薄毛の原因になってしまいます。
ちゃんと頭皮の皮脂を落とすイメージで、髪ではなく頭皮を洗うようにシャンプーしましょう。
ただし、だからといって強くゴシゴシと洗ったり、爪を立てて洗うのはNGです。
洗い上がりの爽快感というよりも、ヒリヒリとした痛みを感じてしまう場合があります。
もし、そういった痛みを感じるようであれば、もっと優しく洗う必要があります。
力を入れずに優しく、だけどしっかりとシャンプーする。これが大事です。
洗浄力の強いトニックシャンプーを使うことで汚れが落ちすぎることもまた、抜け毛を増やす一因となります。
汚れ、というよりも頭皮から分泌される”皮脂”です。人間は、皮脂を取り過ぎると新陳代謝(防護反応)をし逆に皮脂を出そうとするので頭皮がべたつく時もあります。
皮脂がたくさん分泌されると頭皮の表面で酸化して嫌な臭いや脂漏性脱毛症の原因になります。
髪の毛は毛根の奥の毛母細胞で作られているので、ちょっとくらい毛穴が詰まったからといっても影響を受けません。
確かに嫌な臭いの原因になりますが、皮脂は頭皮を守る大切なバリアの機能を持っています。
皮脂を完全に落としてしまうと、紫外線や汚れなどの悪影響を受けやすく、頭皮が荒れてしまいます。その影響で抜け毛が増えてしまう可能性もあるでしょう。
皮脂の分泌量には個人差がありますが、もともと脂性でないのならトニックシャンプーを毎日使うのは止めておいた方がいいかもしれません。
もしトニックシャンプーを使ってみて、頭皮がヒリヒリするなどの違和感を感じた場合はすぐに使用を中止しましょう。
その場合は、トニックシャンプーではなく低刺激のアミノ酸洗浄成分配合シャンプーを使った方がいいです。
一番大事なのは、頭皮にシャンプーが残らないように、よ~くすすぐことです。
これはしっかりと頭皮を洗うことよりも重要かもしれません。
もしシャンプーのすすぎ残しが頭皮に付着したままだと、それが頭皮の炎症の原因になったり、脱毛の原因になってしまうかもしれません。
さ~っとお湯で洗い流して終わり!ではなく、シャンプーの後は数分かけてじっくりと洗い流しましょう。
頭がす~っとしているせいで、ちょっとすすいだだけで綺麗になった気分になりますが、実際はトニックシャンプーの成分がバリバリに残っているので注意が必要です。
EAST BASEでは、ご来店のたびにマイクロスコープを使い頭皮診断させて頂いております。
頭皮の状態をみてシャンプーの仕方や頭皮のアドバイスをさせていただきます。
頭皮に関するご相談は、お電話やラインでお気楽ご連絡ください。
EASTBASE 高野文博
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